音楽と人

音楽と人のつよしさん。
写真はおすましきれいなつよしさんでした。足が出てるのがいいですね。足指と足首が好きです。


いつもつよしさんのインタビューを読むと、「言いたいことはわかるけど、もうちょっといろんな人にわかる言葉で説明したらいいのになあ。そしたらもっとロスなく、今回のインタビュアーさんの言葉を借りると読む人にアレルギーを起させずにまっすぐに伝わるのになあ」とちょっとイライラしてしまいます。ちょっとこの子はアホの子ちゃんとちゃうかとまで思ってしまいます(怒らないでね。愛ゆえになのです)。それで深く長く考えるわけではないけれど、常につよしさんの思考とその表現ということが頭のすみっこにあるのです。

たぶんつよしさんは直観力がすごくすぐれてるから、今まで直感にしたがったほうが正しいと思えたし、うまくいったんだろうと想像します。でも直感で日ごろ行動しない人には、言葉でその考えを説明してもらわないとわからない。整合性のある理屈で裏打ちされていないとちらっと見ただけで理解する事を放棄してしまう人もいる。でも直感の人にはそのわからないがわからないから、理論の人に親切な説明はできない。ああ、これじゃいつまでも平行線じゃないか、と悶々とします。

最近私はつよしさんのことを考えると、岡本太郎さんがうかんできます。岡本さんは、私が子供の頃、よくテレビに出てらして奇矯なふるまいの芸術家と認識されていたような気がします。それが最近、再評価と言うか「ホントはもっとすごい芸術家だったんだよ」みたいに紹介されてるのを見ると、ちょっとウーンとなります。昔から岡本さんの作品はすごいと評価されてたけど、今その考え方もすばらしかったんだみたいに言われてると、なんかつよしさんもこうなるのかなあなんてちょびっと思います。

でも私は今つよしさんのすばらしさをもっとたくさんの人に知ってもらいたいなあと思うのです。あんなに稀少で高級なものが理解されにくいことによって狭い範囲にしか知られないのはつまらないです。
まあ要するにもっとうまいことやればいいのに、ということなんだけど、うまいことやらずにホントはすごいのに理解されにくいところもかわゆいからいいかなあ、なんて思ってしまうダメな私もいるのです。
あー、結局いまさらのこと言っただけで何もまとまらなかった。ごめんなさい。