震災の日

16年目です。長男の年齢と同じなので私は一生「今年で何年経ったかなあ」と考えなくていいです。あの時、避難所でミルクがなくてコーヒー牛乳飲んだ赤ちゃんももう高校生ですね。きっと立派にご成長されてると思います。同じく赤ん坊を抱いてた母としてコーヒー牛乳を飲ませないといけなかったその子のおかあさんの気持ちを思うと今も胸がしめつけられます。
ちびの学校では毎年震災の日の集会で4年生が震災について発表します。今年はちび達です。同級生のおじいちゃまが当時消防士をしてらしてその体験を学校に話しに来てくださいました。ちびはその教えていただいたことを壁新聞に書いたらしいです。そのおじいちゃまは「伝えなくては」という強い思いで全国を回っておられるそうです。
あの時亡くなられた方のご冥福を心から祈ります。そしてせめて今日だけは今あることの幸せをかみしめて穏やかにきちんと暮らしたいです。